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Author:ドリパス工房
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思い込みの効果 |
私は長年ゴルフをやってます。 ゴルフというスポーツは本当に楽しいもので、前夜はいまだにワクワクしてなかなか眠れません^^; 実は私は高校を卒業してすぐにプロゴルファーを目指してゴルフ場に就職したことがあります。結局8年ほどプロを目指して断念したのですが、ゴルフは人生にも通ずる貴重な体験をを幾度となく教えてくれました。
これまで「もうすでにそうなったつもりで振舞うこと」の重要性を説いてきました。 「そう、思い込むこと」この重要性はずいぶん昔から気づいていたのですが、これはゴルフにも通ずる理論でした。
ゴルフ場には第一打目であるティーショットを打つためのティーグランドという場所があります。 上級者が使用するバックティー、通常使うレギュラーティー、女性が使うレディースティーなどがあります。 私が勤めていたゴルフ場はこのティーグランドが狭く、バックティーもレギュラーティーもほぼ同じところに設置してありました。
ということは、どちらから打ってもさほどスコアは変わらないはずなのです。 ところが実際にラウンドするとスコアには大きな差が出るのです。
例えばどちらの場合も2オンに失敗し、3打目でピンそば2メートルにつけたとします。 4打目、つまりパーパットの条件はまったく同じライン、同じ距離が残っているとします。
ここからが不思議なのですが、バックティからプレーした場合、このパットをよくはずすのです。レギュラーティーからプレーした場合はこのパットがよく入ります。
1ラウンドを通すと、同じような現象が何度もおきます。だから18ホールのスコアには大きな差が出る・・・。
これは何を意味するのでしょうか?
それは私が抱えていたイメージがすべてなのです。
「レギュラーティーからのラウンドならば簡単だしパープレイでまわって当たり前なんだ」と思い込んでいたのです。
「バックティーからのラウンドでパープレイがでたらたいしたもんだ。それは厳しい数字だな」と思い込んでいたのです。
この違いだけでスコアには大きな差が出ていたのです。
思い込んでいるということだけでその差が出るわけです。
そしてこのイメージの差は他の面でも顕著に現れます。 プロを目指す仲間とラウンドするときよりも、一般のメンバーのお客さんとラウンドするほうがスコアがいいのです。 これも自分ではっきりと理解していたのですが、仲間とラウンドするときは「こいつらに勝つのは厳しいな」と考えたり「負けるかもしれない」などという感情を抱きながらプレーするわけです。 ところが一般のメンバーさんは僕たちのことを「先生」であるかのような眼差しで見つめ、私がティーショットを放つたびに、パターをするたびに「すごーい!!」「さすが研修生だ!!」などと大喜びするわけです。 すると私もその気になって、まるでプロになったような気分でプレーできるのです。そういうときの気持ちは「ミスなんてするはずがない」「このパターだって入るに決まってる」「皆さんが思っているとおり、僕はすごいんですよ」と勘違い(^^;)したり・・・。 それでいつもよりいいスコアが出るのです。
つまり、なりきればいいのです。 その筋のプロを演じきればいいのです。
あなたが作家になりたいのなら、すでに何十冊も執筆したつもりで書く。 あなたが会社を作りたいのなら、これまでたくさんの会社を立ち上げて成功させてきたつもりで会社を構成する。 自分はもてないと思い込んでいる男性ならヨン様になりきる(←当然「冬ソナ」でイメトレすることをお勧めします)。 OLなら時給一万円もらっているつもりで働く。
バカみたいに思う方もいらっしゃいますが、本当に効果的なのでやってみてください。 そして何よりもこれはすごく楽しいですよ♪
ちょっと話がぐしゃぐしゃになってしまいましたがまとめると、
教訓 「すでにそうなったと思い込んでみよう」
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テーマ:自己啓発 - ジャンル:心と身体
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