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Author:ドリパス工房
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その後も続くプチ奇蹟 |
さて、店をする事になったのはいいのですが、ここからの道のりはなかなか厳しいものでした。
問題は山積みでした。「店舗の設計」「実力も何もないのに広すぎる店内」 「メニュー」「何をそろえればいいのか分からない備品の数々」「オープンまでの流れ」「お金」などなど。
店舗の設計は締め切りまで3日の猶予しかありませんでした。 「好きなようにデザインしてもいいよ」といわれても、もちろんその筋の知識なんてありません。しかも本当になにもない状況なので、どこをトイレにするのかキッチンにするのかんなんて分かるはずもありません。
書いては消して書いては消して・・・。
3日間はあっという間にすぎてしまいました。一応完成はしたのですが何かしっくりきません。でももう不動産会社にもって行かなくてはならない時間です。 しかしまたしても奇跡は訪れました。
ポイントその3 はっきりとした期限と目標があれば潜在意識が答えを導き出してくれる
最終的に書いた図面を家を出る前に消してしまいました! どうしても納得いかなかったからです。 でもここからが本当に不思議だったのですが、今までに思いもつかなかったようなレイアウトがなぜかすらすらと描けたのです。 ものの30分で理想どおりの図面がかけたのです. もともと頭の中にあったのか、どこからかアイデアが飛んできたのかはよく分かりません。とても不思議な体験でしたが、潜在能力がなしえた事だと確信してます。
そして「さばけるバイト」よりも「オープン日に席数に見合うバイトの数をそろえること」、「おいしいもの」よりも「出しても恥をかかないような確実なもの」、カクテルも「味覚」よりも「知らないと恥ずかしいものを確実に覚える」といった発想も、「はっきりとした期限(オープンする日までに)と目標(その日にちゃんとお店が機能できるようにすること)」があったからです。 そこがぶれていたらフードメニューにいつまでも時間を取られて、カクテルはぜんぜん作れないという状況になっていたかもしれないし、まず期限内に全ての事を終わらすことは不可能だったように思います。
ポイントその4 お願いする 「お金」かんする問題はほとんどこれで解決しました。 このときになって初めて社長に「まったくお金を持ってない」と打ち明けたのですが、さすがにこれには困った様子でした。 しかしお願いの甲斐があって譲歩案を提示してくれたのです。 そして残りの必要な金額はまたしても「お願い」でかき集めました。 お願いする事は勇気がいるし恥ずかしく感じるかもしれませんが、これは想像をはるかに越えるほどの威力を発揮します。 今でもこの「強力な武器」をここぞという時に活用します。
いろんな困難を乗り越えてついに「奇蹟の店」はオープンしたわけです! そこには映画「カクテル」に出てくるバーに似た雰囲気の店内で、アメリカンロックが流れ、トムクルーズのように派手にシェ-カーを振る僕という風景があった訳です。 たくさんの奇蹟や感謝、夢実現でオープンの日は裏のキッチンで涙を隠すのに必死でした^^;
しかし学ぶ事はこれだけではありませんでした。 またしてもさらなる重要な経験をする事ができたのです。
続きは次回。
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テーマ:自己啓発 - ジャンル:心と身体
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